綺麗に印刷できません。

  • 下記をご参照ください。

プリント結果が綺麗でない場合、いくつかの原因があります。

1. [メディアホセイ](用紙の送り量)があっていない
2. [ドットイチホセイ]がずれている
3. 環境温度(マシンを設置してある部屋の温度)が高すぎる/低すぎる
4. ヒーターの設定がメディアにあっていない
5. ヘッドギャップ(ヘッドからメディアまでの距離)があっていない
6. メディアにあったプロファイル、印刷モードを選んでいない
7. ノズル抜け、飛行曲がりがある

下記手順に沿って確認してください。

1. メディアホセイ(用紙の送り量)があっていない

[メディアホセイ]は、メディアの送り量を調整する機能です。
メディアの送り量は、メディアの残量、巻取りの強さ、ヒーター温度、環境温度、
ヘッドギャップなどに影響を受けます。
プリント開始前に[メディアホセイ]を行っても途中でずれてくる場合には、
プリント中の[メディアホセイ]を行なってください。

取扱説明書』 -> 「便利な使い方」 -> 「メディア補正の設定をする」



2. ドットイチホセイがずれている

[ドットイチホセイ]は、双方向プリント時のインクの落下位置を補正する機能です。
メディアの厚みが変わったり、ヘッド高さが変わると再調整が必要になります。
双方向のプリントで綺麗にプリントできない場合は、[ドットイチホセイ]を行なって
ください。

取扱説明書』 -> 「便利な使い方」 -> 「ドットの位置がずれたら」

3. 環境温度(マシンを設置してある部屋の温度)が高すぎる/低すぎる

JV34は、下記の仕様になっております。
使用可能温度:20℃~35℃
精度保証温度:20℃~25℃

特に寒い時期などは、部屋の温度が温まらないうちにプリントを始めると
ミストが発生しやすくなります。
また、メディア自体が冷えている場合、インクが滲んだようになったり、
ヒーターで急激に温められるためにメディアに皺/波うちが出来る場合があります。
また、最初の数十センチとそれ以降で画質が変わる場合があります。
これは、メディアをセットしてからプリントを開始するまでの時間に十分に
温められた部分とそれ以降とで、インクの滲み方や送りに差がある為起こる現象です。

4. ヒーターの設定がメディアにあっていない

【ヒーター温度が高すぎる場合】
メディアがプラテンに貼り付いたり、波うちが起きる場合があります。
また、ヒーター温度が高すぎるとインクの成分がメディアに浸透しやすく
なるため、通常よりもインク滴が小さくなることで筋が出たり白っぽく
見えたりすることがあります。

【ヒーター温度が低すぎる場合】
インクの成分がメディアに浸透しづらいため、滲んだ様になったり、
インクが乾きにくくなることがあります。

ヒーター設定は通常下記の設定でお使いください。



5. ヘッドギャップ(ヘッドからメディアまでの距離)があっていない

JV34は、ヘッド高さを変更できます。(Lレンジ2mm/3mm、Hレンジ3mm/4mm)
SS21インクをご使用の場合、0.5mmまでの厚さのメディアの場合、
ヘッド高さはウスイ(2mm)でご使用ください。
それ以上の厚さのメディアや波うちが大きいメディアの場合は、ヘッドが
メディアに擦れるのを防ぐため、ヘッド高さはアツイ(3mm)でご使用ください。
Sb52インクをご使用の場合、メディアの波うちの程度により変更してください。



6. メディアにあったプロファイル、印刷モードを選んでいない

弊社の純正プロファイルは、印刷モード(パス、印刷方向、高速印刷など)を
指定して作成されています。
そのため、プロファイル初期値の印刷モード以外でプリントすると、色味が
変わったり画質が低下する傾向があります。
出来るだけプロファイル初期値の印刷モードを変更せずにお使いください。

例)プロファイルの初期値が下記のように12パスの場合、6パスを選ぶと
  色味の変化、画質の低下が発生します。




詳細は「Q.プリンタの設置環境を教えてください 」を参照してください。


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